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Stap事件 ―  小保方氏の研究パートは有益な事実③       『 STAP HOPE PAGE  は本物だ! 』

 

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Oct4-GFPマウス由来のSTAP細胞クラスタ

 

◎ STAP HOPE PAGEに小保方氏の真実が凝縮 している

2016年3月31日に小保方氏独自のホームページSTAP HOPE PAGEを立ち上げた。

最早、博士号まで剥奪され、自身の研究継続困難となった小保方氏の究極の手段だった。

小保方氏が心底から思いを寄せるSTAP研究進展への希望がこのホームページに凝縮されている。

Past background of STAP( STAPの過去の背景)の中に具体的に、彼女の知れる範囲の要点が記載されている。

 

Findings(研究結果)にはnature論文の要点を記載。

この論文の記載対象は、STAP幹細胞による多能性評価に重点を置いた若山パートだったのだと理解できた。

STAP細胞が確実にSTAP幹細胞株として展開することができた培養条件を発見したこと。

STAP細胞は、ES細胞およびiPS細胞からの興味深い違いがあること。ES細胞やiPS細胞は胎児の体細胞に分化するが胎盤を形成できないのと対照的に、STAP細胞は体細胞と胎盤の両方に貢献する可能性を論述した

 

Role-sharing in STAP study (STAP研究における役割分担)を明示。

「STAPの研究は、役割分担の中に進めました。 STAP細胞研究の私の担当は、多能性幹細胞マーカーを発現したSTAP細胞を作成することでした。 STAP細胞キメラマウスの生成とSTAP幹細胞株の確立の重要な多能性試験は、若山博士の担当でした。胎盤STAP細胞のキメラ寄与はまた、若山博士によって発見されました。」

と記述している。

(小保方パート) 

多能性幹細胞マーカーを発現したSTAP細胞を作成すること(= Oct4陽性スフェア細胞)

(若山パート) 

① STAP細胞の重要な多能性試験、即ちキメラマウス生成とSTAP幹細胞株の確立

② 胎盤へのSTAP細胞のキメラ寄与の発見

Important pluripotency tests of STAP cells, chimeric mouse generation and STAP stem cell line establishment, were Dr. Wakayama’s part. Chimeric contribution of STAP cells to placentas was also discovered by Dr. Wakayama

 

Investigation report of STAP in RIKEN(理研でのSTAP検証報告)

理研STAP細胞研究の最終報告書によれば、細胞株のすべてのキメラマウス、テトラトーマは、ES細胞由来の細胞でありSTAPでないことがわかりました。」 としながら、そのSTAP捏造とする結果に対して、それに続けて反論している。

「しかし、STAP細胞同様の細胞からteratoma formation(奇形腫形成)だけは、2010年ハーバード大学Vacanti研で、すでに確証済みだったことです。」と。

 

STAP verification experiment in RIKEN CDB (理研CDBのSTAP検証実験)

2014年に理研CDBで、STAPの検証実験は、二つの独立したグループによって行われた。

丹羽仁博士STAP検証実験チームと、小保方氏単独の実験(但し、細胞の分析は他の人々が実施)。

小保方氏は4ヶ月間、単独でSTAP検証研究に参加した。

しかも厳重な監視下での極めて劣悪な実験を強いられていたことが如実に記されている。

(通常の人なら、ましてES細胞捏造犯ならすぐに逃げ出してしまうはずだが、小保方氏の真実への並々ならぬ執念の凄さに感涙し、何と腹立たしい処遇だろうと、筆者は何度も思った)

ⅰポケットなしの服を着用  ⅱ監視員が毎日エプロン結びに来る  ⅲ実験室の壁でさえ小さな釘穴が埋める  ⅳ 24時間のビデオ監視  ⅴ彼女のすべての動きをモニターし、監視員がそれを文書化  ⅵ自由に試薬ボトルを取り上げることができない  ⅶ 自分自身で再作製したSTAP細胞を分析することは許されない(自身の実験がうまくかいったかどうかを知ることができない状態)

こうした邪悪な条件で彼女は「私は唯々心身ともに悪い状態で、毎日何度も同じ作業するしかなかった」と記述している。

だが、小保方パートのSTAP細胞は再現したことを明記した。このことは極めて重要だと思う。

「それにもかかわらず、STAPの研究、およびSTAP現象の私の部分は、確実に検証実験で確認されました。」

「実際、丹羽博士のSTAP検証グループは、独立にOct4などの多能性幹細胞マーカーを発現し、STAP細胞再作成に成功しました。」

しかし、若山氏は実験に参画を拒否したことにより、若山パートを再現させることはできなかったと明記した。

なぜなら、若山氏固有の特殊な技術である、マイクロナイフを使用してSTAP細胞塊を切り刻む技術が無いためキメラマウス生成実験は成功しなかった。

 

以上、小保方氏がここに記載する内容に対応する、理研が作成した2014年12月19日の報告書

「STAP現象の検証結果」  http://www3.riken.jp/stap/j/r2document1.pdf

では、小保方パートも若山パートも全て再現しなかったとしている。しかし、この結論で、小保方パートのデータは完全に否定されるものではないことは、「小保方氏の研究パートは有益な事実①」の和戸川氏の考察からもわかることだ。

小保方氏のH.Pの記載で小保方パートは完璧ではないが再現されてると理解すべきだろう。 

この後、理研検証実験の検証実験チーム副チームリーダー丹羽仁史氏の論文が2016.6.13にWEBで発表された。

・“Investigation of the cellular reprogramming phenomenon referred to as stimulus-triggered acquisition of pluripotency (STAP)”(刺激惹起性多能性獲得STAPに関する細胞初期化の究明) http://www.nature.com/articles/srep28003

この丹羽論文に、「科学で世界をブリッジするサイエンスニュース」(http://sciencenews.co.jp/2016/07/04/post-2698/)は、

STAP細胞はありません」と題し、 『理研の検証実験が論文になって発表される。確認できたのは、酸性の溶液に浸した細胞のごく一部に多能性に密接に関わっている、Oct3/4( = Oct4 )という遺伝子のシグナルを発する細胞があったところまでだ』と、小保方パートを肯定した。

また、総括責任者相沢真一特任顧問の論文が2016.6..1付の論文としてオンライン誌F1000Researchに発表された。

“Results of an attempt to reproduce the STAP phenomenon”  (スタップ現象の再現性検証結果)

http://f1000research.com/articles/5-1056/v1

この論文の内容は、先に相沢氏が科学者として吐露した本音が、厳しい監視環境下で実行された検証結果を散りばめた書き方になっているようである。

その論文査読者の1人、Austin Smith氏の評価コメントで、小保方パートの再現は確保されたとし、当該コミュニティーに有益な結果と評している。

※2016.9.19 追記:Austin Smith氏はコメントの最後に理研との関係を述べている。 「私は以前、理研CDBの諮問会議の議長だった」(I was formerly Chair of the Advisory Council of RIKEN CDB. ) 

筆者が意訳した内容を掲載しておく。

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In this paper Dr Aizawa reports the outcome of attempts to reproduce the claim that exposure to low pH can convert splenocytes into pluripotent cells, so-called STAP cells, that are capable of colonising the mouse embryo. Although the two STAP papers have now been retracted acknowledging multiple errors and misconduct, the retraction notice does not state that the results are irreproducible but only says “we are unable to say without doubt whether the STAP-SC phenomenon is real”. This study is therefore a valuable service to the community. It is unfortunate that Ms Obokata cannot be contacted. It would be desirable if she confirmed her agreement with the findings. However, I do not think there is any requirement for her to be a co-author because she carried out the work under the explicit direction and supervision of Dr Aizawa.

The study design, results and interpretation are clearly presented. Putative STAP cell aggregates, as defined by Ms Obokata on the basis of fluorescence and/or morphology, were obtained. In a comprehensive series of micro-injections these cells were introduced into morulae or early blastocysts then transferred to recipient mice. No contribution was detected in 591 recovered embryos inspected for expression of a constitutive GFP reporter. Therefore the findings reported in the STAP papers cannot be reproduced using “STAP” cells generated by Ms Obokata in supervised conditions. This is a helpful clarification for the field.

I have a few minor suggestions and questions that could improve the clarity of the manuscript:

  • In Table 1 the heading Exp No should be changed to No. of Expts and the heading No. Cell Aggregates should be No. Fluorescent Cell Aggregates.  
  • It is not clear from the Table or text what proportion of aggregates showed fluorescence or whether they all did. This should be stated.  
  • It is stated that the source of fluorescence could not be confirmed. Were no aggregates generated from wildtype splenocytes without a reporter? How intense is the green fluorescence in aggregates compared with the Oct4-GFP level in embryos or ES cells? The text should explain that red fluorescence is autofluorescence.  
  • For the chimaera experiments it is stated that “cell aggregates of 50-100mM were selected by their cluster morphology by Obokata”. Can “cluster morphology” be described more precisely?  
  • Typographical error: “cell aggregates were one cut into small pieces”.  
  • Were any injected embryos examined for donor cell survival/integration prior to uterine transfer?  
  • Could the author comment on the limit of detection (number of cells) for chimaera contribution at the stages examined using this reporter? The method “Embryos were ….. examined for the contribution of injected cells in each organ”. I assume this was in whole mount rather than dissected organs, but this should be declared.

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(筆者の意訳)

・この論文において、相沢博士は検証結果であるところの、低pH下で、所謂STAP細胞という脾細胞を多能性細胞(これはマウス胚をコロニー形成する能力を持っている)に変化させる主張を再現させる試験結果を報告している。2つの論文は最早、複数のエラーや不正行為が認知されて却下されたが、撤回通知はその結果が再現性の無いことを述べてはいないのであって、ただ単に「STAP幹細胞現象が真実であるか否かを疑念を抱かずに言うことはできないと」と述べているだけである。それ故に、この研究は当該コミュニティに価値あるサービスである。小保方氏とコンタクトがとれないことは残念である。もしも小保方氏がこの検証結果に納得していれば、望ましいことだろう。しかしながら、相沢博士の明確な指示と監督の下で、彼女は作業を行なったわけで(自分のやり方は一切ないので)、彼女は共著者である必要性は全くないことだと私は思う。

・この研究設計、結果と解釈は明白に提示されている。推定のSTAP細胞の凝集体は、これは小保方氏によって蛍光性及びまたは形態学的なベースで定義された通りに得られた。ミクロ注入の包括的なシリーズにおいて、これらの細胞は桑実胚や初期の胚盤胞中に導入され、それから受容体マウス達に移された。取り出した591個の胚に寄与した状況は組み込んだGFPマーカー発現検査によって全く検出できなかった。それ故に、厳しい監視の下で、小保方氏が生成した「STAP」細胞を用いた場合は、STAP論文に報告された事象は再現できなかった。このことはこの分野の明確化に役立つことである。

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海外でのSTAP HOPE PAGE は既に大いに意義あるものとして、応用研究が進んでいる理由は、小保方パートの意義を海外の当該分野の研究者は周知のこととして認知しているからなのだ。

何も不思議な事でもなんでもない、当たり前の話なのである。

               ( 2016.10.7  以下の和訳追記 / ryobu-0123 )

原稿を改善して明確にする一寸した提案や質問が何点かあります。 

  • 表1で、見出しのExp NoはNo. of Exptsと変え、見出しのNo. Cell AggregatesはNo. Fluorescent Cell Aggregatesに変更する必要があります。 
  • これは、どんな割合の凝集体あるいは全部が蛍光を示したのかが、表やテキストから明らかでない。これは、記載すべき。 
  • 蛍光源が確認できなかったと述べられている。レポーター遺伝子の発現が無く、全く凝集塊は野生型脾細胞から生成されませんでしたか?胚またはES細胞でのOct4-GFPレベルと比較して、凝集塊中の緑色蛍光はどの程度の強さでしたか?テキストではその赤色蛍光が自家蛍光であることを説明すべきです。 
  • キメラ実験のために、「50-100mMの細胞塊が小保方によって、それらのクラスタ形態によって選択された」と記載されている。「クラスタの形態」をもっと正確に説明することはできますか? 
  • 誤植:“cell aggregates were one cut into small pieces”. 
  • いずれの注入した胚も、子宮転送する前に、ドナー細胞の生存/遺伝子組換え修復を検査しましたか? 
  • このレポーター遺伝子(=遺伝子マーカー)を用いて検証されたステージ毎のキメラ形成検出限界(細胞数)を著者のコメントをお願いできますか。「胚は、各々の臓器における注入された細胞の寄与を調べ上げる・・・」の方法。私はこれ(キメラ形成検出限界)は解剖した臓器よりむしろ全マウント内にあったと思っていますが、このことをハッキリ公表すべきです。

 

 

 

※※Austin Smith著「細胞生物学:解放された細胞分化能力」
“Cell biology: Potency unchained” (Nature 505, 622623; 2014)
はSTAP論文発表直後にSTAP研究を論説したものだが、残念ながらSTAP論文取り下げに伴って残念ながら、撤回されている。
細胞生物学的観点でSTAP論文の意義を見事に解説していた。その解説図は素晴らしい。(2016.9.19 追記)
 
 f:id:ryobu-0123:20160919152011p:plain
 
 
 
f:id:ryobu-0123:20160921002510p:plain  Austin Gerard Smith (biologist)
 
☆オースティンジェラルド・スミス(1960年生)     
(From Wikipedia, the free encyclopedia) 《訳:2019.9.23 ryobu-0123》

ケンブリッジ大学 生物化学科の教授(兼)幹細胞研究所ディレクター【Wellcome Trust Centre for Stem Cell Research (CSCR)】胚性幹細胞の生物学上の先駆的な仕事で注目される人物。

・1986年にエジンバラ大学から博士号を取得

オックスフォード大学ポスドクとして研究後、グループリーダーとしてエジンバラ大学でのゲノム研究のためのセンターに参加

・1996年、幹細胞研究のための研究所となったセンターの理事(director)に任命される

・2006年にケンブリッジに移籍

・2003年Medical Research Council (MRC)研究教授職。

・同時にエジンバラ王立学院メンバーに選出される

・2006年、王立協会会員(Fellow of the Royal Society)に選出される

・2010年、Louis-Jeantet Prize for Medicine(仏天才医師ミッシェル・ハイサゲル氏と共同受賞)

  ( 訳者注:  この賞の後、ノーベル賞受賞者が多いようである )

・2010年2月、主要な13人の幹細胞の研究者と一緒共に雑誌編集者達に公開文書を書き送って当該分野の少数の研究者の妨害的批評が、新規の幹細胞研究の出版を妨げていることを表明した。

・2012年、ウェルカム・トラストおよび医学研究審議会(英国)から授与された800万ポンド($12.5百万米ドル)の拠出によって、ケンブリッジ大学に新しく設けられたウェルカムトラスト-MRCケンブリッジ幹細胞研究所の理事(director)となると目されている。

 

Austin Gerard Smith (born 1960) is a professor in the Department of Biochemistry and director of the Wellcome Trust Centre for Stem Cell Research at the University of Cambridge.[3] He is notable for his pioneering work on the biology of embryonic stem cells.[4][5]

Education[edit]

Austin Smith obtained his doctoral degree from the University of Edinburgh in 1986.[3]

Career and research[edit]

He then carried out postdoctoral research at the University of Oxford, before joining the Centre for Genome Research at the University of Edinburgh as a group leader.[3] In 1996, he was appointed director of the Centre, which became the Institute for Stem Cell Research under his leadership.[3] He remained as director of the Institute until his move to Cambridge in 2006.[6]

In 2003, Smith was awarded an MRC Research Professorship[3] and elected to the Royal Society of Edinburgh.[7] And in 2006, was elected a Fellow of the Royal Society.[8] In 2010, he was co-recipient of the Louis-Jeantet Prize for Medicine along with French cardiologist Michel Haissaguerre.[2]

In February 2010, together with 13 other leading stem cell researchers, he wrote an open letter to journal editors to voice the opinion that obstructive reviews by a small number of researchers in the field were hindering publication of novel stem cell research.[9] [10]

Austin Smith will be the director of the new Wellcome Trust-MRC Cambridge Stem Cell Institute at the University of Cambridge, which will be established with 8 million pounds ($12.5 million) awarded by the Wellcome Trust and Medical Research Council (UK) in 2012.[11]

References[edit]

 
 尚、中村 公政氏ブログ白鳥は鳥にあらず」  も参照ください。

lunedi.sblo.jp