Stap事件ー  ビックリポンや !!  小保方さんの人気が半端じゃない

日本人に生まれて、いろいろ大変な事件や災害などあったことは知っているが、どう振り返ってみても、このStap 事件ほど考えさせられる事件は無いと思う。

どこか日本の社会が異様に変質しているとしか思えない。

1人の個人(自然人)が様々なカテゴリィの集団や得体の知れぬ電波集団に着目されと、正に小保方晴子氏のような生活が待っている。

20世紀には考えられなかった情報ネットワーク社会の驚異的な進歩の為す技なのだろうか。

小保方さんが一体どのくらい注目されているか、簡単に解る方法がある。

早速やってみよう。

 

名字由来ネット (  http://myoji-yurai.net/  )で、

「佐藤」を検索すると、

【全国順位】 1位
【全国人数】 およそ1,893,000人

その中で有名人を検索すると多数過ぎて数えるのが面倒だ。

「小保方」を検索すると、

【全国順位】 5,382位
【全国人数】 およそ1,900人

その中で有名人を検索するとただ一人小保方晴子氏が表示された。

「小保方」は大変珍しい名字であり、「佐藤」の1/1000しか無いのだ。

 

 ところが、GOOLEで「小保方」と「佐藤」を検索すると、10/1と逆転する。

「小保方」約 9,180,000件、「佐藤」約893,000件 なのである。

そして、「小保方」は正に「小保方晴子」に関する記事なのである。

如何に今日現在において、小保方氏は正に時の人であり、人気が半端じゃない。

良し悪しは別にして、ものすごい日本のスターであることに間違いない。

 

 別の見方をすると、至る所から監視の目が注がれているということだ。

もっと悪く言えば、外出など儘ならぬ大変な生活を強いられている。

マスコミの風潮を見れば言わずもがなで、下手に外に出ようものなら慇懃無礼な野次馬共が行く手を阻む羽目になるのは想像に難くない。

言わば、ほとんど「監禁状態」に置かれている。

 

小保方氏はH.Pを立ち上げ、自由に思いを伝達する数少ない手段として活用を開始した。

さすが注目度は高く、67か国からのアクセスがあったが、すぐにサイバー攻撃に遭うことになった。

DoS攻撃(Denial of Service attack:サービス妨害攻撃)」

と言うらしいが、悪意を持って情報発信を妨害したようだ。

要するに、ここまで彼女は言論や行動の自由を妨害されているということた。

 

明らかに、このStap事件の構図は、有形無形を問わず群集が四六時中、ネットワークでいろいろと情報交換しながら、小保方氏1人を取り巻いているのである。

現代的な群衆の脅威がここに存在するのである。

 

誰かのブログに載っていたが、

フランスの社会心理学ギュスターヴ・ル・ボン(Gustave Le Bon, 1841-1931)の定義によると、

“群集”とは、その集団の中で全ての個人が意識的な人格・理性を完全に喪失し、管理者(場を支配する扇動者)の暗示誘導に従って行動するような人間の不合理(感情的)な集合体だとされる。

 具体的には、

1.道徳性・知性の低下……群集の一人になった個人の道徳規範は『責任意識の分散・匿名性』によって著しく低くなり、自分の知識と判断で物事を考えなくなるので『知性の低下』の弊害も起こってくる。周囲の誰かが暴力的な言動をはじめると、自分も無意識的に付和雷同してしまい、普段の自分よりも無責任・衝動的に暴力を振るいやすくなる。

2.被暗示性……群集の一人になると、その場の空気や勢い、扇動(メッセージ)に流されやすくなり、周囲の感情・興奮に同調するだけで自分の意識や責任で判断しなくなるので『暗示』にかかりやすくなってしまう。

3.思考の単純化……群集の一人になると、個人としての自尊心や自己規定が曖昧になってしまい、周囲の空気や勢いにただ合わせるだけの知性の低下が起こって、物事の見方や行動の基準が単純化してしまう。難しい物事を理性的かつ論理的に考えようとする意欲・態度が群集の中では損なわれてしまいやすいのである。

4.感情的・衝動的な興奮……群集の一人になると、周囲にいる人たちの喜怒哀楽や興奮が自分に伝染しやすくなり、ちょっとした刺激に対して過剰に反応して大声を出したり、反対する集団に対して怒ったり暴れたりするリスクが高くなる。

5.偏狭性・排他性……群集は『共通の敵』や『賛成できない抵抗勢力』を作り上げることによって団結心・連帯感を高める特徴があり、自分たちだけが正しいという偏狭性・排他性を持ちやすく、反対勢力との合理的な話し合いを拒むことで暴力的・衝動的に衝突するリスクが高くなる。

 

 この群集心理の問題が絡んでいるから、話が厄介になるのである。

NHKなどのマスコミ報道が場を支配する扇動役になっていたことは間違いないだろう。