2016-01-01から1年間の記事一覧
1. 理研スーパー法人化の代償 2016年10月1日付で理化学研究所は悲願の特定国立研究開発法人(スーパー法人)となった。 本来は2015年4月発足予定だったが、STAP細胞問題に関係して、下村文科相が「国民からみても改革して研究不正や疑義の問…
=== 若山氏の「特殊な手技」はES細胞利用? === 若山氏は、小保方氏のOct4スフェア細胞にES細胞並みの増殖性を付加しさえすれば、iPSにも勝る全く新しいメカニズムで万能細胞を作る構想を強く小保方氏に示したのは、その実現性が高いと判断したからだろうと…
=== 若山氏の「特殊な手技」とは何だったろうか? === tea*r*akt2氏が自身の2014年8月のブログで 掲載し論評した記事がある。 この記事での5人(池田清彦、丸山篤史、榎木英介、竹内薫、緑慎也の各氏)の対談は、当時としてはその科学的なSTAP論文批評は読者…
==== STAP幹細胞の論理破綻 ==== 若山氏が樹立したSTAP幹細胞株の万能性の証拠以前に、STAP幹細胞は、小保方氏が作製し提供したSTAP細胞由来のものである証拠が無く、論文発表後まもなく一流の学者には捏造が疑われていた。 2016年「オートファジー」でノー…
若山氏が、2014年3月10日に、わざわざ記者会見してSTAP論文撤回を呼びかけたのは、本当に小保方氏のテラトーマ画像のミスにあったのだろうか? そのミスは若山氏にとって格好のチャンスだったことを説明しよう。 但し、少々話は長くなる。 2014年7月…
2014年4月9日 小保方氏が石井調査結果への不服申し立ての会見のYouYube動画 https://www.youtube.com/watch?v=Nbr6WrhJCW4 を改めてみると、小保方氏の責任感の強さと、誠実さが伝わってくる。そして、 「今回の論文は現象論を述べているもので、最適条件を…
「中途半端なお部屋」(管理人:七色仮面氏)というブログがある。そのブログジャンルの「言いたい放題コーナー*納得できないもろもろ」に“STAP細胞事件とはなんだったのか?”と題し、七色仮面氏は、とっても興味深く話を整理されている。そのまま、此処に…
2015年4月、読売テクノ・フォーラムに掲載した米本昌平氏の「STAP細胞事件を論評する」という記事があった。 読売テクノ・フォーラムhttp://yomiuri-techno.jp/pastcolumn/column-2015-0401.html その記事をそのままを同調しはしないが、共感すべき重要…
2011年4月6日~2013年2月28日まで、小保方氏が理研CDBゲノム・リプログラミング研究チーム(若山研)の客員研究員時代に、若山氏は、Oct4陽性スフェア細胞を活かし、 「キメラマウス作製こそが最重要なデータであり、iPS細胞のような(無限に増殖でき…
2008年から2012年頃までに、小保方が研究し、残されたままで、十分に科学コミュニティーで議論されてしかるべき研究成果と思われる事項を記載する。 ☆本来、小保方氏自身がやり遂げてきた下記成果をnature誌のアーティクル論文として投稿を狙ったのだが・・…
前回は、理研のSTAP現象再現検証に関する相澤論文の査読者コメントに対する相澤博士の英文を意訳して紹介した。 今回は、その内容を吟味した結果、「小保方パート」は科学的に健全であり、若山パートに科学的解明すべき課題があることを述べようと思う。 ***…
2014年に理研の行ったSTAPの検証実験に関わった、総括責任者相澤真一特任顧問の当該検証論文が2016.6..1付の論文としてオンライン誌「F1000Research」に発表された。 https://f1000research.com/articles/5-1056/v1 その論文中に記載されたIrene de Lazaro氏…
ここまでの「小保方氏の研究パートは有益な事実」シリーズで明らかなように、小保方氏の研究パートに対する疑念、即ち、STAP細胞など本々ありはしないものでES細胞をSTAP細胞と偽っていたなどと言う馬鹿げた疑念などはあり得ないのである。 STAP研究がノーベ…
☆中村 公政氏のブログ「白鳥は鳥にあらず」にイレーヌ・デ・ラザロ:相澤真一「STAP現象の再現試験の結果」レビュー2016/8/22 を私なりに読解し、意訳してみた。 (中村氏の訳文を随分参考にしたので併せてご覧ください) http://lunedi.sblo.jp/article/176…
Oct4-GFPマウス由来のSTAP細胞クラスター ◎ STAP HOPE PAGEに小保方氏の真実が凝縮 している 2016年3月31日に小保方氏独自のホームページSTAP HOPE PAGEを立ち上げた。 最早、博士号まで剥奪され、自身の研究継続困難となった小保方氏の究極の手段だった。 …
小保方手記「あの日」によって、Stap事件の偏見的認識が覆ることになった。 我々はこのSTAP細胞研究の全てを小保方氏が行い、iPS細胞を超える万能細胞を作ったと思わされていた。 実はその思い込みは完全に間違っていた。 STAP細胞研究の2つのnature論文の…
和戸川純氏の「夢と現実のエッセイ評論」と言うブログがある。 http://essay-hyoron.com/index.html とても興味深いテーマを判りやすく書いておられる。 そこに同氏は「小保方晴子が愛するSTAP細胞 」と題する記事を書いている。 非常に優れた視点で、小保方…
一昨日、旅行から帰って、しばらくぶりにパソコンを立ち上げた。 2016年9月2日付の筆者ブログ記事「Stap事件 ― STAP細胞をめぐる最近の話題、そして気になる事」は意外にアクセス数が多く、関心を持って読んでいただいた。 筆者としては、素朴な疑…
2年前に理研がSTAP研究をあっさりと撤退したのとは裏腹に、日本社会にはその撤退理由に釈然としない人々が大勢いる。 Natureに掲載された2件のStap細胞論文を撤回させ、知的財産権の特許戦略からも撤退し、当該研究者と研究体制を処分して、完全にSTAP研究…
☆「STAP細胞塊を切り刻む」技術でキメラマウスに成功したことと、STAP幹細胞がES細胞だったことの関連性を考えてみた。 若山氏は、小保方氏に渡すマウスを管理し、マウスを指定して小保方氏に渡し、小保方氏が取り出して作った細胞塊(STAP細胞)からキメラ…
小保方晴子著「あの日」に書かれた彼女の研究姿勢に焦点を絞ってみる。 小保方氏の「あの日」の「第三章 スフェア細胞」「第四章 アニマル カルス」に彼女の研究姿勢が興味深く書かれている。 小保方氏は若山研の研究員の協力によって、ストレス処理後の細胞…
「結論ありき」の非専門家ブログが社会を混乱させている:世界三大不正STAP事件の正しい理解を社会に広める会 という、いささか問題含みの公開ブログを見つけました。その管理人はどこぞの再生医療関係分野の大学教員または職員らしい人物のようで、その分野…
あのnature論文の取るに足らぬ記載ミスに大騒ぎし、挙句はSTAP細胞捏造疑惑の見苦しい騒動にしたのは、無責任な科学者、科学ライター、ジャーナリストや全くの門外漢達である。 「確かな証拠」が無いのに、「捏造疑惑」を拡散したのである。 これに驚いた理…
京都大学のH.Pに研究成果が記載されている。「ヒトiPS細胞からのヒト始原生殖細胞の誘導 」 “ヒトiPS細胞からのヒト始原生殖細胞の誘導 — 京都大学” 2015.7.17に新聞各紙に米科学誌セルステムセル電子版に16日付で発表の記事が載った。高田敞氏がその鋭い視…
(ウェブ上で発見した小保方晴子氏の中学生時代の作文を、小保方氏に無断で掲載することをお許し願いたい ) ・ 掲載作品 ① 詩「風」 ② 読書感想文「ちいさな王様が教えてくれた 大人になるということ」 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜…
Stap 事件発生当時に “風知空知(31562jp.wordpress.com)"氏の興味深い記事を発見した。これこそ良識ある人の見解ではないだろうか。是非参考にしたい。 >>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>> 稿日: 2014年4月4日 「iPS方式」と「…
https://shikiho.jp/tk/news/articles/0/124500/2 iPS細胞治療事業化ならば注目はあの銘柄だ STAP細胞にも復権の兆し 2016年06月25日 山中伸弥教授が指揮する京都大学のiPS細胞研究所は同細胞の医療現場での実用化へ向けて研究開発に傾注(撮影:風間仁一郎…
情緒豊かな京都三条河原町。 しかし、嘗ては大罪人の晒し首の場所として有名であった。平将門、石田光成、千利休、近藤勇などが晒し首にされた場所である。 晒し首の意味はというと、「罪を犯して打ち首になった人の首を、民衆の前に晒して罪状を説明し、二…
渋谷一郎著「STAP細胞はなぜ潰されたのか・小保方晴子『あの日』の真実(ビジネス社)」の第3章“STAP細胞は存在すると言える4つの理由”で「STAP細胞は存在したことは明らかだ」と説明している。即ち、 理研検証結果(2014年12月)に「STAP様細胞塊の確認ができた…
科学研究は世界大百科事典内の科学者集団の言及の中で、次のように記載されている。 「科学研究は科学者たちがつくり上げている集団,すなわち科学者集団scientific communityの中で遂行されている。したがって,ある科学者の研究成果が優れた価値をもったも…