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Stap事件 ― これからどんな風が吹くのだろう? = 小保方さんの詩と読書感想文=

(ウェブ上で発見した小保方晴子氏の中学生時代の作文を、小保方氏に無断で掲載することをお許し願いたい )

  掲載作品

    ① 詩「風」

 ② 読書感想文「ちいさな王様が教えてくれた 大人になるということ」

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小保方さんの文章力は「あの日」で発揮されていた。

また、他人との対話力も婦人公論2016年6/14号、瀬戸内寂聴さんとの対話で示されている。ちゃんと寂聴さんのことを勉強して対話に臨んでいるし、話をはぐらかさずに相手の話にキチンと調和して対話が成立している。

その素養は中学時代の作文にすでに表れていた。

しかし、文章力以上に、物心ついてから成長し大人になって行く過程で、人間社会の試練を既に感じていて、そこから逃げたい自分と真剣に戦い続けてきたのだと思う。

それが自然と彼女の文章を鍛えているのではないかと思う。

それが彼女の人生の宿命のような気がしてならない。

既に彼女の中学生時代の詩「風」に凝縮されているような気がするのだ。

小保方さんに、これからどんな風が吹くのだろう?

 

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 風

           小保方晴子

 

風はいつも吹いていた

 

ときには追い風で

ときには向かい風で

 

ときには暖かく

時には冷たく

 

私は風に挑戦し

私は風に支援され

 

風は私の中を吹き抜けて

私は風の中を駆けぬけた

 

私は逃げた

風は逃げるなといった

 

私は振り返った

風は戦えといった

 

風は私に勇気をくれて

私は前を向いて生きようと決めた

 

今、風がやむ

 

(小保方晴子氏の中学校卒業文集より)

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【参考資料】

「第43回青少年読書感想文千葉県コンクール」(毎日新聞社・全国学図書館協議会主催)「教育長賞」受賞作品

   ■受賞作の全文 

          

読書感想文「ちいさな王様が教えてくれた 大人になるということ」

     −−松戸市立第六中2年・小保方晴子 

私は大人になりたくない。日々感じていることがあるからだ。それは、自分がだんだん小さくなっているということ。もちろん体ではない。夢や心の世界がである。現実を知れば知るほど小さくなっていくのだ。私は、そんな現実から逃げたくて、受け入れられなくて、仕方がなかった。夢を捨ててまで大人になる意味ってなんだろう。そんな問いが頭の中をかすめていた。でも、私は答えを見つけた。小さな王様が教えてくれた。私はこの本をずっとずっと探していたような気がする。

 

「僕」と私は、似ているなと思った。二人とも、押しつぶされそうな現実から、逃げることも、受け入れることもできずにいた。大人になるという事は、夢を捨て、現実を見つめる事だと思っていた。でも、王様は、こう言った。「おまえは、朝が来ると眠りに落ちて、自分がサラリーマンで一日中、仕事、仕事に追われている夢をみている。そして、夜ベッドに入るとおまえはようやく目を覚まし一晩中、自分の本当の姿に戻れるのだ。よっぽどいいじゃないか、そのほうが」と。私はこの時、夢があるから現実が見られるのだという事を教えられたような気がした。

 

  小さな王様は、人間の本当の姿なのだと思う。本当はみんな王様だったのだと思う。ただ、みんな大人という仮面をかぶり、社会に適応し、現実と戦っていくうちに、忘れてしまったのだと思う。

 

 いつか、小さな王様と「僕」がした、永遠の命の空想ごっこ。私は、永遠の命を持つことは、死よりも恐ろしい事だと思う。生きていることのすばらしさを忘れてしまうと思うからだ。それに、本当の永遠の命とは、自分の血が子供へ、またその子供へと受けつがれていくことだと思う。

 

  王様は、人は死んだら星になり、王様は星から生まれると言っていた。私は、王様は死んでいった人々の夢であり願いであるような気がした。人間は死んだら星になり、王様になり、死んでから永遠がはじまるみたいだった。こっちの永遠は、生き続ける永遠の命より、ずっとステキな事だと思う。

 

  「僕」は王様といっしょにいる時が、夢なのか現実なのかわからない。と言っていたけれど、きっと「僕」は、自分の中の現実の世界に小さな王様を取り入れることによって、つらい現実にゆさぶりをかけ、そこからの離脱を見い出しているのだと思う。

 

  「僕」は王様にあこがれているように見えた。つまり、自分の子供時代に、ということになるだろう。私も、自由奔放で夢を見続けられる王様をうらやましく思う。でも、私はそう思うことが少しくやしかった。なぜなら自分の子供時代を、今の自分よりよいと思うということは、今の自分を否定することになるのではないかと思ったからだ。まだ私は、大人ではない。なのに、今から、自分を否定していては、この先どうなっていってしまうのだろうと思って恐かった。でも、また一方では、「前向きな生き方」や「プラス思考」などというものは、存在しないようにも思えた。

 

  夢には、二面性があると思う。持ち続ける事も大切だが、捨てる事もそれと同じ位大切な事なのだと思う。どちらがいいのかは、わからない。また、私がこの先どちらの道に進むのかも。ただ、言えることは、みんなが夢ばかり追いかけていては、この世は成り立たなくなってしまうということだけなのだと思う。

 

  私は王様の世界より、人間の世界の方がスバラシイこともあると思った。なぜなら、人間には努力で積み重ねていくものがあるからだ。子供のころから培ってきたものは、なに物にも勝る財産だと思うからだ。王様の世界では生まれた時が大人だからそれができない。

 

絵持ちの家に行ってから消えてしまった王様は、もう「僕」の前には現れないと思う。なぜなら、もう「僕」には王様の存在の必要がなくなったからだ。私と「僕」は答えを見つけた。「夢を捨ててまで大人になる意味」の答えを。それは、「大人になる為に、子供時代や夢がある」ということだ。最後の赤いグミベアーは、さようならのメッセージなのだと思う。

 

  これからは「僕」も私も前を向いて生きていけると思う。王様は、まだ答えの見つからない、王様がいなくて淋しがっている人の所へ行ったのだろう。

 

  私は本の表紙に名前を書いた。王様が教えてくれた事を大人になっても忘れないように。

 

  王様の存在が夢か現実かはわからないが、この本を読む前の私にとっては夢であった。しかし、少なくとも、今の私の心の中で生きている王様は現実だということは紛れもない事実である。

 

  世の中に、ちいさな王様と友達になる人が増えたら明るい未来がやってくる。そう思ってやまないのは私だけではないのであろう。

 

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☆本記事は、Face Book 公開グループ「がんばれ、小保方晴子先生!」に掲載いただきました。此処に転記しました。

 

 

好い風が吹いてくれますように
「Stap事件 ― これからどんな風が吹くのだろう? = 小保方さんの詩と読書感想文= 」

 
ryobu-0123のブログ
ryobu.hatenablog.com
 
「風」についてはここでも紹介があったのですが、読書感想文は知りませんでした。対象の本は何だろうと検索してみたら、なんとこの読書感想文自体が「あの日」の会見直後に話題になっていたんですね。ぜんぜん知りませんでした。
当時の雰囲気がわかる記事をいくつか紹介します。

①「小保方さんフィーバーやむ気配なし 中学時代の読書感想文本「ちいさなちいさな王様」Amazon1位に」(J-CASTニュース、2014年1月31日)
http://www.j-cast.com/2014/01/31195615.html?p=all
★1月31日の記事。会見直後に、小保方さん中学時代の読書感想文対象書籍がAmazon1位とは。どれほど関心が高かったんでしょうね。

②「小保方晴子さんの影響で「ちいさなちいさな王様」がバカ売れ中!中学2年生のときに読書感想文で最優秀賞を受賞した本」(netgeek、2014年3月18日)
http://netgeek.biz/archives/6828
★3月18日の記事。いろいろあったけれどまだまだ関心は高かったようです。

③「【読書感想・紹介】ちいさなちいさな王様」(kazunoha.net、2014年4月11日)
http://kazunoha.net/【読書感想・紹介】%E3%80%80ちいさなちいさな王様/
★当時の(今もか)報道を鵜呑みにした人の典型的な記事。これを読むと中学時代の小保方さんの読書感想文がどれだけレベルの高いものだったかがよくわかります。記事の人は、本の内容を紹介し、それに感想を付けているだけ。小保方さんは、読書の体験を通して自分が感じたことを掘り下げて、自分自身の問題としてとらえて、乗り越えの道を探っています。年令的な限界は感じるものの、中学生でこのレベルとはたいしたものです。「ちいさなちいさな王様」も図書館にあったので読んでみようと思います。

「ちいさなちいさな王様」アクセル・ハッケ(著)、ミヒャエル・ゾーヴァ(イラスト)、講談社、1996年10月
https://www.amazon.co.jp/・・・/ref=olp_product_details・・・
★版元は講談社だったんですね。講談社は小保方さんでだいぶいい思いをしたようですね。
 
渋谷一郎さんの写真