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Stap事件 ―  小保方氏の研究パートは有益な事実① 和戸川純氏のブログより

社会問題

戸川純の「夢と現実のエッセイ評論」と言うブログがある。

http://essay-hyoron.com/index.html

とても興味深いテーマを判りやすく書いておられる。

そこに同氏は「小保方晴子が愛するSTAP細胞 」と題する記事を書いている。

非常に優れた視点で、小保方氏に邪念は無く、彼女の研究パートは正しく実行されたことを支持した内容が分かりやすく書かれている。

その中で特に私が注目した記事の一部を取り出してみる。

essay-hyoron.com

和戸川氏は、若き女性研究者、小保方晴子氏の真面目で真摯に課題と向き合う姿を鋭く見抜いている。和戸川氏は【小保方の真意】に迫っている。和戸川氏は『1月31日 / 会見からたった3日後に、小保方が、理研のウェブサイトに次のようなメッセージを載せた。大騒動に仰天した小保方の姿が見える。 同時に、多くの報道とは異なる、研究に対する彼女の真摯さをうかがうことができる。記録として価値があるので、ここに全文を書き残す。』

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報道関係者の皆様へのお願い

STAP細胞研究はやっとスタートラインに立てたところであり、世界に発表をしたこの瞬間から世界との競争も始まりました。今こそ更なる発展を目指し研究に集中すべき時であると感じております。

しかし、研究発表に関する記者会見以降、研究成果に関係のない報道が一人歩きしてしまい、研究活動に支障が出ている状況です。また、小保方本人やその親族のプライバシーに関わる取材が過熱し、お世話になってきた知人・友人をはじめ、近隣にお住いの方々にまでご迷惑が及び大変心苦しい毎日を送っております。真実でない報道もあり、その対応に翻弄され、研究を遂行することが困難な状況になってしまいました。報道関係の方々におかれましては、どうか今がSTAP細胞研究の今後の発展にとって非常に大事な時期であることをご理解いただけますよう、心よりお願い申し上げます。

STAP細胞研究の発展に向けた研究活動を長い目で見守っていただけますようよろしくお願いいたします。 

細胞リプログラミング研究ユニット
小保方晴子
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馬鹿騒ぎは小保方の本意ではなかった。STAP細胞の研究は緒についたばかりということを、十分に承知していた。 馬鹿騒ぎが、自分の研究活動ばかりか、親族や近所に住む人たちにまで拡大したことに、心を痛めた。」と和戸川氏は述べている。
今一度、自分なりにこの文章を味わってみて、なるほどと思った。
小保方氏が報道関係者に訴え、認識してもらいたいことは、
① STAP細胞研究はやっとスタートライン( =大騒ぎする程具体的な成果物ではない事)
② (nature論文を)世界に発表をしたこの瞬間から世界との競争(=研究に集中すべき事態) 
③ 研究活動を長い目で見守って・・(=まだまだ研究すべき沢山の課題がある事)
を必死で訴えている。小保方氏にとって、世間の反響は全く不本意なことだったのだ。
和戸川氏の洞察力に感心させられた。
それは、同年末発表された“ES細胞混入による捏造”などと言った桂調査報告結論とは全く無縁の研究者小保方晴子を感じられないのは全く鈍感なことだ。
 
2つ目に注目すべき論述を取り上げたい。
戸川純氏は「私の本来の専門は生物系の研究で、論文を40編ほど出版しました。海外で長い研究生活を経験しました。」と自己紹介している。http://p.booklog.jp/users/watogawa/profile
こうした専門家としての観点で論述した、極めて重視すべき記載がある。
「追記(1):小保方検証実験のここが核心 」 
の中で、
『12月20日の日経新聞の記事をまとめると、次のようになる。「検証実験で、弱酸性溶液に浸した細胞から、緑色に光る細胞塊が得られた。この細胞塊の万能性遺伝子の活性は、胚性幹細胞(ES細胞)の100分の1以下だった。キメラマウスの実験では、細胞塊を受精卵に注入して子宮に入れたが、緑色に光る胚は得られなかった」』という記事に対して、

『使った細胞はひ臓の血液細胞なので、たとえ万能性遺伝子の活性があったとしても、とても低いと思われる。さらに、弱酸性溶液で処理すると、細胞自体の活性が落ちるので、全遺伝子の活性も間違いなく落ちてしまう。それにもかかわらず、万能性遺伝子の活性があったということは、とても重要な結果と考えられる。
この所見を無意味なものと結論づけたいので、 新聞では「活性は100分の1以下だった」と述べられている。正確にどれくらいの活性があったのかを、知りたいものだ。たとえ200分の1の活性だったとしても、万能性遺伝子の活性がとても高いES細胞との比較なので、この実験結果には大きな意味がある。

ただし、この程度の活性では、キメラマウスの作製には成功しない、という結果が得られたことになる。活性を上げる実験を積み重ねていって、もっと高い万能性活性にすれば、キメラマウスの作製に成功するはずだ。』

と生物科学者として和戸川氏は鋭い指摘をしている。

これは小保方氏の研究パートのSTAP細胞(oct4陽性スフェア細胞塊)作製 部分に大きな意味をもった実験だったと述べているのだ。

 

和戸川氏ブログのこの「小保方晴子が愛するSTAP細胞 」にStap事件の中の小保方晴子氏の一途な研究を、如何にくだらないことで潰したかのエキスが書かれているので、是非読んでいただきたい。

 

この記事の最後に書かれていることは、極めて重要な指摘であるので載せておく。

小保方の研究に疑問を呈する研究者は、笹井の見解に論理的に反論しなければならない。 その程度のこともやらない(できない)研究者には、小保方を批判する資格はない。

全く当り前なことだが、科学的な問題は、科学的な議論をできる場で、徹頭徹尾科学的・論理的に討論しなければならない。』 

※(筆者注)

笹井氏の見解とは、(和戸川氏がこの記事にも述べているが) 

  1. STAP細胞の表面に、万能性を示すマーカー(Oct4-GFP)が現れた。その過程は、10以上の視野から観察できる動画に取られていて、偽造は不可能。
  2. STAP細胞の大きさや形態は、今までに知られているどのような万能細胞とも異なる。
  3. 若山が行った実験で、キメラマウスの体内に胎盤ができた。他の万能細胞では、このような胎盤を作ることができない。